緻密な設計から生まれる、日常の相棒。
革も人も、味が出る。
工学的なロジックと、手触りを大切にする感性。 その両方を形にしたmoripodworksの革小物は、 性別を問わず「自分らしく、長く使えるもの」を探している人のための、一点仕立てのプロダクトです。
・共に歳を重ねる楽しみ。
── 育つ素材、国産タンニン鞣し革と真鍮
汚れや傷さえも「味」に変え、使った人だけの表情になっていく相棒。
moripodworksではタンニン鞣しの革を使っています。
使い込むほどに色が深まり、手の脂が染み込み、自分だけの表情になっていく。その変化を楽しんでほしいから、タンニン鞣しを選んでいます。手間をかけて革を仕立てるタンナーさんへの敬意も、そこに込めています。
素材は国産革を中心に使っています。
イタリアンレザーは高級素材として広く知られています。かつての自分もそう思っていました。でも、日本にも素晴らしいタンナーさんがいて、素晴らしい革があります。兵庫県たつの市をはじめ、長い歴史を持つ産地で、職人さんが手間をかけて作った革が、イタリアンレザーより安いからという理由だけで軽く見られることがある。それが悔しい。
日本の職人が、日本の革を使う。言葉にすると当たり前のことですが、それをちゃんとやっていきたいと思っています。
金具は、出来る限り真鍮製を使用しています。
真鍮は、革と同じように時間とともに味が出る素材です。作りたての頃は金のような明るい輝きを持ち、使い込むにつれて深みのある色へと変わっていきます。アンティーク家具や古い道具に真鍮が多く使われているのは、その変化が「味」として愛されてきたからです。
革も、糸も、金具も。moripodworksの素材はすべて、時間をかけて味が出るものを選んでいます。
それは、変わっていくことを楽しんでほしいという思いからです。
シワが増えた、白髪が出てきた、体のあちこちが変わってきた。そういう変化を悲観するのではなく、生きてきた証として受け取ってほしい。革も人も、味が出る。moripodworksの革小物が、そういう時間の相棒になれたらと思っています。
・10年後も「剥がれない」ために。── 接着剤を使わない、パーツ別縫製
moripodworksの財布は、糊(接着剤)を一切使いません。設計段階で縫い穴の位置をすべて決め、パーツをそれぞれ独立して穴を開け、縫い上げてから組み合わせる、手間のかかる手法をとっています。
この構造には理由があります。接着剤は年月とともに劣化し、内側の剥がれや革の硬化を引き起こすことがあります。糊に頼らない縫製は、革が本来の柔軟性を保ちながら経年変化できることを意味します。
10年使っても、劣化せず、革に味が出るだけです。
・塗料に頼らない、地道なコバ磨き
革の断面(コバ)は、コーティング剤や塗料で固めるのではなく、ひたすら「磨く」ことで整えます。地味な作業ですが、表面を塗料で塞がないため、使っている最中に「塗装がバリバリ剥がれる」ことがなく、10年後も「革のまま」でいられる断面です。
・天然素材には天然素材を。── 麻糸の手縫い
縫い糸に使用しているのは麻糸です。
革は、人類が何千年も前から使い続けてきた素材です。その革に組み合わせる糸として、天然素材を選ぶことが革という素材への敬意だと考えています。また、プラスチック由来の素材が環境に与える影響が問われる今、できる範囲で自然素材を選ぶことは、作り手としての小さな意思表示でもあります。
もちろん、質感が好きという、単純な理由もあります。
※バッグ類は負荷がかかる箇所が多いため、強度を優先してポリエステル糸を使用しています。
・作り手のこと。── エンジニアの手仕事
きっかけは、欲しい財布が見つからなかったことです。
革だけでできていて、経年変化をしっかり楽しめて、オーソドックスだけどどこか個性がある。そういう財布を探していたけれど、なかなか見つからなかった。ならば作ってみようと、革を買って、道具を揃えて、作り始めました。
やってみると、ハマりました。
デザインを考えて、縫い穴のピッチを計算して、パーツのバランスを調整して、組み上げる順番を設計する。CADで図面を引き、工学的に考えて、最後は手作業で一針ずつ仕立てていく。宇宙工学の研究や工業製品の開発で培った「設計する」という思考回路と、革職人の「手で作る」という感覚が、ここで初めて一本につながった気がしました。
革製品には、途方もない歴史が詰まっています。
人類は何千年も前から革を使ってきた。文明が進歩して、科学が発展して、宇宙にまで行けるようになった今も、人は革製品に心を惹かれる。なんかすごいやん、と思います。
その「すごいやん」を、財布という形で手渡したいと思って、moripodworksを作りました。
ブランドロゴの三日月は、娘の名前にちなんでいます。リビングの片隅の作業場で、育児と仕事の合間に、一点ずつ作っています。
・オーダー・カスタムについて
色の組み合わせや仕様のご相談など、お気軽にご連絡ください。 あなたの理想を形にするお手伝いをいたします。
moripodworks 革も人も、味が出る。
1990年生まれ、大阪出身で現在は埼玉在住。大学では航空宇宙工学を学び、人工衛星用の電気推進ロケットを研究していました。宇宙への興味はガンダムから始まり、今でも月が好きです。高校時代に母に買ってもらった天体望遠鏡で見た月、新婚旅行で見た沖縄の美しい月が今でも印象に残っています。娘の名前にも「月」の文字を入れ、ブランドのロゴにも月のマークを入れています。

嬉しいレビューありがとうございます。 気に入って頂きホッとしています。 ご自身へのクリスマスプレゼントとして選んで頂いたというのは非常に嬉しいです。 この度はご購入まことにありがとうございました😊
無事作品を受け取ることができました。梱包も丁寧で自筆のメッセージもあり感謝しております。写真の通りステッチも斜めのデザインで美しく、コバもとても丁寧に磨かれており作り手の几帳面さが伝わってきます。ブライドルレザーという堅い素材でしかも非常に分厚い状態で針を通すのも難しいとは思うのですが妥協なく製作されていることに感動しました。使用されている素材のブルームも美しくこれからの変化がとても楽しみです。この度はありがとうございました :笑顔:
たいへん嬉しいレビューありがとうございます! 気に入って頂いてよかったです。 これからも地道に頑張っていきますのでよろしくお願いいたします🙇
2つ折り財布typeB ブライドルレザー 赤
素敵なお財布が手元に届きました😊 丁寧な梱包、素早い発送に感謝いたします。 自分へのクリスマスプレゼントに赤いブライドルレザーのお財布を探していたところ、こちらのお財布と出会い、ほぼ即決でお迎えを決めさせて頂きました。 実物をみて、丁寧な仕上がりに感動しております。 これから大切に使わせて頂きます。 改めまして、この度は丁寧なご対応ありがとうございました。