こんにちは♪
本日9月16日は敬老の日。
人生の先輩方、おめでとうございます!
今日は白寿目前まで長生きした祖母との想い出話です。
長くなりますのでご興味ありましたらお読みください。
◇◇◇
幼い頃から祖母のイメージは『縫う人』でした。
ユニフォーム縫製工場やリフォーム店に半世紀ほど勤め、80歳を過ぎてからも自宅に設置している工業ミシンで仕事を請け負っていました。
私が10代のときに初めてバレエ衣装を作ることになったのですが、先生の仰ることが理解出来ず祖母の家に駆け込んだこと数知れず。
お衣装の大量生産に携わることになった時も、バレエ教室の側に祖母の家があるのでよく作業場にさせてもらっていました。
あまりに長時間祖母のミシンを占領していると『おばあちゃん仕事あるからもうはよ帰れー』と言われていました(笑)
祖母が長く勤めていた縫製工場の内職をたまたま見つけて、祖母には内緒で働くことになったのですが、最初のお試しで作るジャケット袖の左右裏表の合わせ方が全然分からず、結局『おばあちゃーん💦』という不甲斐ない結果になりました。
その縫製工場で縫製部門の責任者をされている方が入社当時に祖母の指導を受けていた事が分かり、祖母の偉大さに驚くと同時に誇らしく思いました。
90代になって寝て過ごす時間が増え、息子たちと遊びに行っても何度も名前を確認するようになりました。
そんな状態でも縫い物について尋ねたときは必ず、しっかりとした口調で教えてくれました。
縫い方、ミシンの選び方、時短や大量生産の極意。
今私がこうやって毎日ミシンを踏み続けていられるのは、祖母から受け継いだコツや技術のおかげです。
1つ悔やまれることは、“結び目が一番小さな結び方”を何度も教えてくれたのに覚えようとしなかったこと。ミシンの上糸が無くなりそうになる度に思い出します。
祖母のように縫い続けていたい。
私にとって敬老の日は、生き方の目標を考える日です。
縫うことに関してはとても厳しかったおばあちゃんに恥じない姿勢で、これからも作品づくりに向き合っていきたいと思います。