文庫本1冊がぴったり入る、「文庫本ショルダー」を販売します!

文庫本1冊がぴったり入る、「文庫本ショルダー」を販売します!

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こんにちは。紙葉の彩り(しようのいろどり)です。 初のレターは「文庫本1冊がぴったり入る、文庫本ショルダー」についての記事を書きます。 この記事は商品の紹介というより、私自身のことや、なぜこの商品を販売しようと思ったのかを伝えるために書こうと思います。ぜひ最後までお付き合いください。 私は子どもの頃から本を読むことが好きで、大人になってからもよく本を読んでいました。本屋さんに行ったら何時間でも過ごせるようなタイプでした。 そんな私が本を読めなくなったのは、長女を出産してからでした。出産という初めての経験で、産後も体のあちこちが痛み、夜も授乳で寝ることが出来ず、家の外にいくこともままならない生活。初めての育児で、娘が泣いていることに焦りと不安が付き纏い、何より「この子を死なせてはならない」という緊張感で毎日いっぱいいっぱいでした。 昼夜逆転の生活、ボロボロになった体、鏡も見たくないほど自分の見た目に気を使う時間もなく、日々の生活で精一杯でした。 夫は仕事が忙しく、また当時は会社からも「男が子どものことで仕事を休むな」と言われたり、育休について相談しても「そんな制度はない」と言われたりしており、日中は完全にワンオペで子どもを見ていました。 そんな私が産後初めて1人で外出できたのは、コインランドリーに行くとき。夫に娘を見てもらい、数十分だけコインランドリーに行きました。 そのとき、少しだけホッとしたような感覚になりました。 赤ちゃんとの生活での緊張感から、束の間の解放に安堵を覚えたのだと思います。 私は1人の時間があって、自分の心を取り戻すことができるんだとその時に思いました。 約1年の育休を経て仕事に復帰しました。私は当時、小学校の教員をしており、復帰した最初の年は時短勤務をさせてもらい家庭科だけを教える「家庭科専科」の教員として勤めました。そのときに、子どもに教えるために練習していた裁縫が、今のハンドメイドに繋がっています。 しかし私の自治体の「教員の時短勤務」では、収入がかなり減ってしまうことがネックで、翌年からフルタイムとして働くことにしました。翌年は別の学校へ異動したのですが、そこで子育てとの両立に悩み、教員を辞めて転職することにしました。 転職してしばらくしてから一日中動悸が治らなくなり、心療内科を受診し、薬を継続的に服用するようになりました。私は「仕事が変わったから」「新しい仕事のストレス」が原因だと考えていたのですが、相変わらず忙しい夫の仕事、言葉が通じない子どもとの2人きりの時間に疲れ切っていたのでした。 自分が育児ノイローゼだとわかったのは、カウンセリングを受けてからでした。当時悩んでいることがあり、そのことを話すとカウンセラーの先生から「育児の大変さを理解してもらえない孤独感、仕事を変わったことによる社会的承認の不足、そういったものの根源にあるのは育児ノイローゼ」というような話をされました。当時の私は、自分でも自分のことをよくわかっていなかったのですが、カウンセリングを受けて、あの頃の私は育児による心身の疲れをかなり抱えていたのだと気づきました。 考えてみれば、仕事をしているときに「家に帰るのが嫌だ」と感じたり、保育園のお迎えの時間が近づくにつれて動悸がしたりしていて、カウンセラーの先生からその言葉を聞いてようやく自分のことがわかった、という感じがしました。 また、うつ病の症状の一つとして「本が読めなくなる」という症状があることも知りました。このとき、出産して3年が経っており、娘は3歳。そしてその3年間、本を全く読んでいなかったことに気づきました。 少しでもいいから1人の時間が欲しい。そして、1人でゆっくりコーヒーを飲みながら読書したい。 そう思うようになりました。 本が読めなかった3年間、私が頼りにしていたのはSNSでした。InstagramやTikTokを見て、育児のライフハックや子ども服の情報、占い、そういうものをずっと見ていました。 スマホで気軽に情報を得ることができるのは、産後の私にとっては楽で、またそれ以外のことをする気力も持ち合わせていませんでした。 SNSの良い面もたくさんあります。でもSNSでは、本当に自分が見たいものしか見なくなるということにもうっすら気づいていました。アルゴリズムがあり、自分の興味、関心のあるものがたくさん目の前に差し出されるようになる。その情報ばかりを見ることで、自分の視野が狭くなったり偏ったりしているのではないかとうっすら危機感を持ちながらも、その気楽さからなかなか離れられませんでした。 かなり話が迂回しましたが、私が「文庫本ショルダー」を作ろうと思ったのは、こうした経験があったからでした。 今、娘は5歳になりました。娘と一緒に家で過ごしていても、娘は自分の好きなことを自分でやるようになり、私も少しずつ本を読もうと読み始めるようになりました。 それでも本を読むことに集中できず、本を読む時間の合間にSNSを見る、気づいたらSNSを見ている時間の方が長くなっている。 今流行りの言葉で言うと「ドパガキ」の状態に私もなっているのだと自覚しています。 今回販売予定の「文庫本ショルダー」は、文庫本1冊と、財布や鍵などの出かけるのに最低限のものだけを入れて出かけられるものです。 文庫本ショルダーにお気に入りの本を入れて、スマホは家に置いて、読書を楽しむ。 そういう時間っていいなと思って文庫本ショルダーを製作しました。 もちろん、サイズ的には普通のサコッシュとしても使うことができます。 今回の記事では私の体験と文庫本ショルダーを製作した理由について書きました。ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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