和綿のはなし。その③(12/10)

和綿のはなし。その③(12/10)

②の続きです。 突然の申し出にも関わらず、tomoniの担当の方は、和綿製品を販売されているお店のことなどを教えてくださいました。 そして、なんと、自宅の庭で和綿を育てることが出来るとわかったのです! 「是非やってみたいです!!」と即答した私は、和綿の種を送っていただき、その年、初めての和綿栽培に取り組みました。 和綿は有機栽培をするため、化学肥料などは一切使わず、葉に虫食いなどが出来たときは、木酢液を使って対処したりしました。 それまで植物を育てたことがあまりなかったこともあり、和綿が生長していく様子を見るのはとてもワクワクしたものでした。そして植物の生命力に励まされたりもしつつ、秋には無事に和綿を収穫することが出来ました!(収穫した和綿はtomoniに寄付をします。) そして、自宅での和綿栽培だけでなく、手ほどきを受けながら綿くり体験をしたり、和綿畑での収穫ワークショップに参加したりもしました。 テレビで見たときは、遠い夢の話のように感じた暮らし。 その、ごく一部ではありますが、「tomoniつながる和綿プロジェクト」を通して、貴重な体験をさせていただくことができました。 本当に感謝です。 今回の和綿のお話はこれまで。 ですが、和綿との関わりはこれからも続いていくことと思います。 いつか、、 自分で栽培した和綿から布を作り、そこに刺し子をして作品にする そんな夢が叶う日は来るのでしょうか。

刺し子作家

刺し子 NUKUTOii
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