和綿のはなし。その②(12/8)

和綿のはなし。その②(12/8)

①の続きです。 それから数ヶ月経ったある日、今度は新聞を読んでいると、「和綿」の文字が目に飛び込んできました。 それは、和綿の種を撒くワークショップが開催されたという記事で、それを主催していたのが前述の「tomoniつながる和綿プロジェクト」だったのです。 ここで「tomoniつながる和綿プロジェクト」について、少し解説をしますと、 “日本の風土と日本人の肌に一番なじむ繊維である「和綿」を育て、布にしていく過程の中で、アート・ビジネス・福祉などの分野をつなぎ、新たな出会いと仕事がうまれる場を作りたい” ということを目的としたプロジェクトです。(HPより抜粋) こんなに近くで、和綿栽培をしている所があったなんて!と感激した私は、 いてもたってもいられず、記載されていた問い合わせ番号に連絡をしたのでした。 そして、自己紹介もそこそこに、担当の方に私は、「和綿にとても興味があって、とにかく何か和綿と関わりたいんです!!」と、緊張で少々声が上ずりながらも勢いよく告げました。 その③に続く。

刺し子作家

刺し子 NUKUTOii
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