小鳥のために選んだ精麻のお話

小鳥のために選んだ精麻のお話

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小鳥たちは、 くちばしで噛み、くわえることで 世界を確かめながら生きています。 だからこそ、 口にするものには 安心できる素材を使いたい。 その想いから、 素材そのものと、向き合うようになりました。 そして、たどり着いたのが、 日本古来の製法で作られる精麻(せいま)です。 精麻は、 神事や祓いの場でも使われてきた素材。 「清め」「整える」ものとして 長く大切に扱われてきました。 国から認定された ごく限られた農家でのみ栽培される精麻を仕入れ LUNARIAでは自分の手で縄に綯ってから 作品に仕立てています。 一本の繊維が撚られ、縄になり、 形になっていく時間は 不思議と気持ちも静まり、 整っていくように感じます。 それは特別な力がある…というよりも、 人の手で丁寧に扱われてきた素材が持つ 時間の積み重なりなのかもしれません。 市販の麻紐の多くは、 効率よく大量生産される工程を経て 私たちの手元に届きます。 便利である一方で、 その背景を意識する機会は あまり多くありません。 小鳥が口にするものだからこそ、 見えない部分も含めて 自分が納得できる素材を選びたい。 精麻を使った作品には、 「安全であること」と同時に、 穏やかで、余計なものを持たない在り方を そっと込めています。 日々の暮らしの中で、 愛鳥にも、飼い主さまにも、 静かな心地よさが届きますように…。

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