ハンドメイドを初めて約3年が経ちました。
最初の頃、毎晩毎晩12時頃まで裁縫の練習をしていました。
何度も、何個も作品を作り、両手に抱える段ボール箱が何箱もできるほど練習しました。
子供の頃から作るのが好きでしたが、自分のこれからの人生を考えたとき、ものづくりをする人になりたいと考えるようになりました。
作るなら、自分のこだわりを、想いを、自分の軸として通したいと思いながら、毎日練習していました。
全部独学なので、いくら作ってもうまくできなくて、悔しく思った日々もありました。
でも、作ることを諦められなくて、また取り組んで。
繰り返し、毎日毎日、作り続ける中で、続けてこられたのは。
途中で諦めそうになったときでも続けてこられたのは。
『好き』という気持ちが、いつでもぶれずにあったからだと思っています。
そして、作品を手にして下さるお客様に喜んでもらいたい、少しでもうまくなりたい、そんな思いが、針を進める力になっています。
また、対面で販売した時にお客様と交わした会話、本当に幸せな気持ちになります。
作品を持って来てくださったお客様とお会いしたとき、嬉しくて涙が流れました。
レビューやメッセージを拝見するたび、ものづくりへの初心の気持ちを忘れてはいけない、と改めて感じます。
今まで手書きで書いたメッセージは約1700枚になります。
書く度に、ご縁を頂いた作品を作る過程のことや、生地を選んだときの気持ちを思い返したり、喜んで頂けたらいいな…と思いながら、書いています。
ハンドメイドを通して、改めて得ることができた『好き』の気持ちが、『継続すること』が、自分の道を作ってくれたと、考えています。