(1)線と透明水彩による街歩きスケッチ作品です。描く対象は様々です。美しいというだけでなくその土地の持つ歴史的な背景や文化を感じさせるものを入れることを心がけています。また現代に生きる人々も入れ伝統を残しつつもモダーンな姿に変わりつつある街の姿も描いております。
線描は、現場でサインペン(水性顔料、耐水性)を使い下書きなしで描きます。一方、彩色は家に帰ってから好みの色で塗っており必ずしも現実の色と同じ色合いではありません。
(2)普段は、水彩紙ではなく簡易スケッチブックを持ち歩き、気に入った場所でスナップ写真を撮るようにスピードスケッチをしています。この場合、線描の彩色はアルコールマーカーを使い、イラスト風に仕上げています。
2000年ごろ、ペンと透明水彩によるスケッチに出会い、永沢まこと氏に師事。2015年より関西各地でスケッチ教室講師を務める。2016年永沢まこと賞受賞。業界誌の表紙絵連載など。
[全 15作品]
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