こんにちは。
ラウラボをご覧いただきありがとうございます。
今回は「端革」の魅力について語っていこうかと思います。
端革の魅力は何といってもその形の妙味にあります。
作為的に切り出したのでは出せない曲線や端のザラツキ感、革のうねり具合などがたまらなく気持ちよくて、しっくりくる革の組み合わせを見つけたときは、早く形にしてあげたくてワクワクが止まりません。
端革の好きなところは、その形が唯一無二であるということ。
世界にたった一つだけの作品です。
また、侘び・寂びに通ずる気持ちかもしれませんが、メインで使用されることのなかった端革の切なさや不完全さをとても愛しく思います。
既製品などではあまり使用されることのない端革ですが、同じ命から生まれた革であり、使いにくいからといって簡単に廃棄してしまうのはとても悲しいことです。
もちろん、端革といっても革自体はしっかりしたものを使用しているため、品質が格段と劣るというようなことはありません。
革の持ち味である手触りや質感も素晴らしく、使えば使うほどより馴染み味わい深くなっていきます。
そんな端革たちの良さをたくさんの方に知ってもらい、端革の良さを世に広めたい!
そんな思いを胸に、これからもラウラボでは端革の使い道やその魅力の普及活動に努めます。