シリーズについて2:身近な蝶や蛾を愛でるシリーズ

シリーズについて2:身近な蝶や蛾を愛でるシリーズ

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ご覧いただきありがとうございます。Kyonです。 ケント紙につけペンとインクでイラストを描いています。 様々なテイストのイラストから、 今回は「身近な蝶や蛾を愛でるシリーズ」をご紹介いたします。 ◇最初に描いた「ツマグロヒョウモンとすみれ」 https://minne.com/items/41549575 もともと蝶は大好きでしたが、7年ほど前からツマグロヒョウモン幼虫の飼育からはじまり、 アゲハ類やシジミチョウ、モンシロチョウ、蛾ではオオスカシバやヨモギエダシャク、シモフリスズメなど、身近な蝶や蛾たちを観察してきました。 極小粒の卵から様々な変化の積み重ねを経て成虫となりやがて飛び立つ姿、それをたったひとりでやってのける姿はいつ見ても感動的です。 その生態を知っていくと、成虫はもちろん、幼虫や蛹もとても魅力的です。 みなフォルムが個性的で、無駄がなく、可愛らしくて、それぞれに個性があると感じます。 食草も興味深く、それぞれの蝶や蛾が食する植物を育てることでより理解が深まってきたように思います。 ツマグロヒョウモン幼虫の食草=すみれの花は春を告げる可憐で可愛い花、 ナミアゲハの幼虫の食草=レモンの花は5月頃、良い香りとともに美しく咲きだします。 オオスカシバ幼虫の食草=くちなしは梅雨の時期、芳醇な芳香で気持ちを爽やかにしてくれます。 皆、付き合い方さえ気をつければ、植物が枯れてしまうということはそうそうありませんでした。 そして、彼らの生態が一目でわかり、魅力を伝えられるような簡単なイラストはどうだろうと思い、描き続けているのがこのシリーズです。 ポストカードは手書きの風合いを感じていただくために、さらりとしたファンシーでインク乗りの良い高級紙に印刷しています。 身近な蝶や蛾たちはまだまだたくさんいます。 生活のすぐそばに宝物たちがそこかしこに存在します。 そんな彼らを今後もゆっくりと見つめ続け、描き続けて行きたいと思っています。

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ペン画 細密イラスト

Dream Of Monochrome
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