ボーンカーバー
「ボーンカービング」とは、牛や鯨などの動物の骨等の天然素材から削り出した彫刻です。
その殆どがアクセサリーとして用いられておりますが、元々はハワイやニュージーランドのマオリ族がお守りとして身につけていた事で知られています。
現在では、マリンスポーツを愛するサーファーの方達などに人気のアクセサリーです。
ボーンカービングに一般的に用いられている素材は牛の骨(牛骨)ですが、この牛骨を削り出すことにより白い艶を帯びたアクセサリーとなります。
また、牛骨から作られたボーンカービングアクセサリーは身につけている間に肌の油分を吸収し、綺麗な飴色に変化する部分もあり、自然な模様となっていきます。
持つ人により風合いが変わっていくのもボーンカービングアクセサリーの特徴です。
この変化をマオリ族の間では「邪気を吸い取ってくれた証」と考えられており、お守りとしての役目をしっかりと果たしている証でもあります。
こういった変化を重ね世界に1つだけのボーンカービングアクセサリーとなっていきます。
私の作品の特徴として、フックの内側を日本刀の刃の様な形状にしています。
外側は丸みのある形で、フックの内側に向けて両側から山状にしています。
ボーンフックの元来の意味に加えて、日本人の私が作っている事を形で表現したく、日本刀の刃の様な形に仕上げています。
込めた意味は「侍(サムライ)の様に真っ直ぐな心」です。
身につけて頂いている方たちにも、この思いが届いていると嬉しいです。
ハワイでボーンカービングを学び、様々なデザインのボーンカービング作品を制作しています。
ボーンカービングとは、ハワイやニュージーランドのマオリ族がお守りとして身につけている牛骨や鯨骨から削り出したアクセサリーです。
代表的な形のフィッシュフックは文字通り釣り針の形で、「幸運を釣り上げる」という意味があり、また、フックを自分の左側に向けてつけることで、「命を釣り上げる」「命を落とさない」という事から「旅の安全」を願うお守りとして身につけられています。
[全 4作品]
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