海の底で長い時間をかけて育まれる、サザエの真珠層。
一見すると素朴な貝ですが、その内側には驚くほど繊細な輝きが隠れています。
真珠層は、真珠と同じ成分——**アラゴナイト(炭酸カルシウムの結晶)**と
**コンキオリン(たんぱく質)**が幾重にも重なってできています。
光がその層の間で反射と干渉を繰り返すことで、
あの“オーロラのような虹色の光沢”が生まれるのです。
実は真珠そのものも、この真珠層が球状に包まれてできたもの。
つまり、貝の内側の美しさこそが、真珠の本質なのです。
サザエの真珠層は、夜光貝や黒蝶貝に匹敵する上品な艶を持ちながら、
独特のストライプ模様を描くのが特徴。
その自然が描いたラインはまるで雪明りのようにやわらかく、
光の角度によって白から銀、淡い青へと表情を変えます。
自然が作り出した光の層をそのまま耳もとに。
「雪明りのハートピアス」は、そんなサザエ真珠層の魅力を
小さなかたちに閉じ込めたアクセサリーです。
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