先日、minneのショップのプロフィールを書き換えました。
その中では自己紹介としてこぎんとの出会いについても書きました。
そちらも合わせてごらんいただきたいのですが
私は北海道出身ですが、大学時代に弘前に住んで、
そこでこぎん刺しを知りました。
ということなのですが、ではどのように知ったのかということをここでも少し詳しく書いてみたいと思います。
弘前の大学と大学院で、私は日本近世史を専攻していました。
簡単にいうと江戸時代の歴史で、私の研究テーマは地域の山の産業でした。
そして対象地域は青森県ではなく秋田県でした。
ともあれ考古学や文化財、民俗学にも近い分野なので、研究室はその分野とも共同でした。
民俗学で野良着を研究していた人がいて、壁に貼られていたこぎん刺しの着物の画像を見たのが最初のこぎんとの出会いでした。
ここで、「幾何学模様の緻密さや美しさに惹かれ、なんて美しいものが津軽にはあるのだろうと感動した」というのがこぎん作家の提携のような流れ、ですが…
私は「へーこんなのがあるんだ」と思った程度でした。
なんとなく知識としてあったかもしれません。
ですがその頃はむしろ津軽の工芸で思いつくのは下川原焼の鳩笛でした(個人的にですが)。
贈答品としてなら津軽塗。親戚の結婚祝いにも塗り箸と椀のセットを送った記憶があります。
社会人になってからも何となく青森には年に何度か行っていたのですが、
お土産を扱っている場所で、こぎん刺しの小物が売られているのを見て
「あー、今でも手工芸として作られているんだ」と初めて知りました。
そして2011年に、テディベアのイベントに共同で出展したのをきっかけに、
自分ならではのテディベアを作りたいと、こぎん刺しを始めたのが最初で、現在に至ります。
なんだかこぎん刺しに対する熱意が足りないのではないかと不安になってきますが
私のテディベアの雰囲気は今やこぎん模様の美しさで成り立っていると思います。
なのでこれからも続けていくつもりです。