平安時代に、心の中でときめき、彷彿好き。
心安く過ごせるように、いつも傍らに置いていただきたい、御守りとしての作品でございます。
十二支の守護神、八神と桜、七色の祈りを込めてお作りした作品です。
誰もが、何かには頼りたいと心では思っているのを形にしたいと思い、華美な装飾はせず、どなた様にも身に付けられるデザインにしました。
干支の十二支には守護神の守り本尊(守護本尊)、八神が決まっており、それぞれの守護神を、梵字一文字で表したものを守護梵字といいます。梵字自体に、不思議な力が宿されているとも伝えられます。
日本には、平安時代に仏教と共に伝えられ、悉曇(シッタン)文字といいます。
信仰対象は皆共通ではありませんが、傍らで支え守ってもらえたらという概念は、同じではないかなと思っています。勝手な自己解釈をしながら作品にしました。
全ての作品は基本、大玉の手彫り彫刻水晶の隣に中玉の桜の彫刻水晶、続けて水晶を並べ、星月夜シリーズはハウライト、桜月夜シリーズはエンジェライト、竹月夜シリーズは本翡翠を基本の天然石として、それぞれの期待される天然石の効果と色合いで、七種類配置をいたしました。色々な天然石を使用して作成しており、どこから見ても天然石の表情を楽しんでいただけるかと思います。
煌めき月夜シリーズの星、桜、竹月夜はそれぞれの名称に添って作品に分けた訳ではなく、その月夜を思い浮かべて、心安らぐ気持ちになっていただきたいなと、直感で出来上がったものなので、文字に対して特別の意味を持っているわけではありません。夢々しです。
何かに特化した願い、御守りとしての天然石七種類を使用したブレスレットも作ってみたいとも思っているので、ご意見等頂けたら参考にさせていただきたいと思っております。私自身、今後、御守りブレスレットの種類を増やせれば良いなと、期待を込めています。
巷ではよく、人工石が流通し、パワーストーンの普及が著しく、確かに加工を施すことにより見映えや艶もあると思われ、よって人気のあるストーンもあり、天然石に勝るとも劣らず良い傾向とも思えますが、やはり天然ならではの風合いが、自然の力を感じる気がします。御守りブレスレットを作成するにあたり、あえて独特な天然石を使用することに拘っています。
未熟ながら、探究して地道に進みたいと思っております。
平成28年9月に、翡翠が日本の国石として認定されたそうです。
古来、七色の物を身に付けると、自身から災いを遠ざけると伝えられます。
大玉水晶には、片面に各十二支の絵、片面に守護梵字の彫刻がされ、両面彫刻がされています。中玉水晶の桜彫刻は、優しいピンク色が施されています。
因みに、桜は心の美しさを象徴し、精神の美、優美さを表しているとか。
星月夜シリーズは親しみやすい天然石、桜月夜シリーズは、ちょっと珍しい天然石を使用し、竹月夜シリーズは宝石質、採掘国の枯渇で手に入れるのが困難な天然石を使用しています。
十二支の子(ねずみ)年は、千手観世音菩薩、梵字はキリーク。丑(うし)寅(とら)年は、共に同じで虚空蔵菩薩、梵字はタラーク、卯(うさぎ)年は文殊菩薩、梵字はマン、辰(たつ)巳(へび)年は、共に同じで普賢菩薩、梵字はアン、午(うま)年は勢至菩薩、梵字はサク、未(ひつじ)申(さる)年は、共に同じで大日如来、梵字はバン、酉(とり)年は不動明王、梵字はカーン、戌(いぬ)亥(いのしし)年は、共に同じで阿弥陀如来、梵字はキリークです。
梵字一文字で守護本尊を表しています。
持ち主様の御守りとして持っていただくという感覚ですので、難しく感受はしなくてよろしいかと思います。
是非とも、傍らに置いていただければ幸いです。
ここまで読んでいただき大変嬉しく存じ、有り難うございます。
老若男女の皆様へ、何卒よしなに、お願い申し上げます。
いにしへの平安時代を好み、雅やかさを表には出さず、心の中でときめかせております。和の趣を少しでも感じたいと思い、日々想いに耽け、夢を広げています。
[全 15作品]
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