暖かな春の陽ざし。のんびりお茶をしながら、素敵な春を満喫したい。できれば紅茶が冷めないように…
皆さまこんにちは!すでにご存じの方も多いと思いますが、今年に入ってから、ティーコージー(ティーポットを保温するカバー)を何枚も制作してきました。手触りの良い、絹の生地で作っています。作りながら、「絹と綿って、どちらが保温性能いいのだろう?」と疑問になりました。ネットで調べてみましたが、情報がほとんど得られません。そこで、自分で実験してみることにしました。
表地だけ絹と綿の別素材を使用し、裏地と中綿は同じ素材、形と大きさは完全に同じという二種類のティーコージーを作りました。ティーポットを熱湯で温めておき、一度中身を捨てて、もう一度熱湯を注ぎます。それにそれぞれのティーコージーを被せて、時間経過と中のお湯の温度を測りました。結果は次のとおり。
絹:78.5℃(30分後)→67.9℃(60分後)→60.1℃(90分後)→53.6℃(120分後)
綿:78.6℃(30分後)→67.1℃(60分後)→60.0℃(90分後)→53.6℃(120分後)
両者の性能に大きな差はみられず、かなりの長い時間、同じように保温する能力があることがわかりました。ちなみに、ティーコージーを使わなかった場合、69.8(30分後)→56.5℃(60分後)→47.4℃(90分後)→41.4℃(120分後)となります。紅茶のおいしいと感じられる温度が、仮に60度台だとすると、その差は40分も!!
せっかくの美味しいお茶の時間。一枚のティーコージーで簡単に伸ばすことができるのですから、是非手もとに揃えておきたいですね。
kattoでは、お一人様用の小さなサイズから、大人数のパーティー用まで、4つのサイズを展開します。お手持ちのポットに合わせて、ぜひ一枚お選びください。これから作品を少しずつアップしていきます。お楽しみに!