✿第2話:リスさんからの贈り物と、3つの甘い魔法✿
「むにちゃん、昨日はありがとう! これ、約束の『贈り物』だよ」
翌朝、元気いっぱいのリスさんが持ってきたのは、カラフルな小さな包みでした。
中に入っていたのは、リスさんが森で見つけた、とっておきの**「懐かしい香りのスティック」**。
「ヒノキの香りで心が潤ったら、今度はなんだか元気が出るような、甘い香りを届けたくなっちゃって」
リスさんが広げたのは、3つの不思議な香りでした。
香ばしい「コメダ珈琲」、
キュンと甘酸っぱい「ボンタン飴」、
そして、キラキラした宝石のような「サクマドロップス」。
むにちゃんは、お団子ヘアーを揺らしながらパチンとがま口を開けて、
その「香りスティック」をそっと忍ばせてみました。
『わぁ、本当だ……。がま口を開けるたびに、懐かしい思い出がパチンと溢れ出してくるね』
精油や香水とはひと味違う、霧の街に新しく届いた「柔らかい匂い」のおすそわけ。
こうして、むにがまの『育てる香りがま口』に、新しい魔法が加わったのでした。
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