AIと喧嘩しています。

AIと喧嘩しています。

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AIと描き込み仕上げのあいだで AIと描き込み仕上げをすると、 いつも私はAIと喧嘩している。 「そこじゃない」 「違う、そこは触るな」 「なぜ同じ線を、そんなに無邪気に壊す」 AIは悪気なく、 均整を整え、 綺麗にまとめ、 “正解らしきもの”を差し出してくる。 でも私が欲しいのは、 正解じゃない。 少し歪んだ線、 ためらいの残る余白、 描いた瞬間の呼吸の乱れ、 迷いながら引いた一本の線だ。 AIは早い。 正確だ。 そして、こちらの疲労や執着を知らない。 私は遅い。 何度も戻り、 何度も消し、 「ここだ」という感覚だけを頼りに描き足す。 だから衝突する。 AIは完成を急ぎ、 私は未完成を抱えたまま進みたい。 喧嘩のたびに思う。 この苛立ちは、 私がまだ「描く理由」を失っていない証拠だと。 AIに任せきれない部分がある限り、 そこには、私の手癖も、記憶も、意地も残っている。 綺麗になりすぎた画面に、 あえてノイズを足すように、 私は今日もAIと揉めながら、 それでも一緒に描いている。 これは敗北じゃない。 共存でもない。 ただ、 描きたいという感情を、奪われないための抵抗だ。

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アート制作者

katunari1957
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