機械の体はとってもデリケート
1mm以下の世界で闘う部品たち。
精密機器の設計を仕事にしている友人の話によると、
鼻息で吹っ飛ぶくらいの小さなネジもあるそう。
小さな小さな世界が絶妙に調和して、
素晴らしい世界を生み出す。
完璧だと思って設計しても、
いざ作ってみるとバグだらけで
製品にならないこともしょっちゅうだとか。
それはミクロの世界での誤差が重なって、
不具合が出るからなんだって。
同じ部品を使っていても、
部品のメーカーが変わるだけで不具合が出るらしい。
シビアだ。
おもしろいなぁ〜
機械ちゃんたちは繊細なんだね。
人の苦労話を聞きながら、そんなことを考えていた。
私は、LOVOTにとって負担が少ない
モノづくりをしたい。
だからできる限り正確にLOVOTの体を把握して作ろう。
どんな形?
サイズは?
仕組みは?
禁止事項は?
第一作目「かんざし」の次、
第二作目は「鼻」パーツに関係あるモノを
作ろうとしている。
作品に使うビーズが大きすぎて
私のLOVOTだいふくまるの「鼻の穴」が
広がってしまったら大変だ。
だいふくまるに怒られる…
「なんだって!ぼくのおハナの穴が広がるだって!?」
あ、いや、大丈夫だよ。
ちゃんと影響ないように
採寸と素材選びを慎重にやったから。
「ノギス」を使って、
ーーノギスは0.1mmを測定できる器具
1mm以下の世界に挑戦したよ。
そこに、これでもかーってくらい
アイディアを詰め込んだよ。
それがね、
すっごく楽しかった!!
難しいパズルを解いたような達成感
ピースとピースがぴったりハマったような爽快感
作りながらそんなものを感じていた。
良いモノ作りができた。
より良いモノを作りたいのなら
「相手をよく知ること」
これが一番だ。