こんにちは。いろうたです。
今回は、私がこだわっている画材についてご紹介します。
せっかくお金を出して購入したものが、飾っているうちに色褪せてしまったら残念ですよね。
かといって、色褪せないよう、しまっておいたのでは意味がありません。
私は、耐光性(日光にさらした時の色褪せ具合)を重視していますので、耐光性の高い画材を使用しています。
これまで、さまざまな画材を試してきました。
筆ペンのアートブラッシュ、油彩色鉛筆、水彩色鉛筆、墨・・・
もっとも耐光性が高いのは墨です。
墨で書かれた昔の文書が、今でも読むことができるのはそのためです。
もちろん、墨で書いた文字も素敵です。
ですが私は、大人の女性が手にとっても「かわいい!」と思ってもらえるものを目指していますので、ピンクや赤、紫いろの文字で表現したいのです。
そこで出会ったのがこれからご紹介する道具たちです。
筆文字を書く際に使っているのは、呉竹「顔彩耽美」です。
顔料(水に溶けないで粒が混ざっているイメージ)絵の具なので、耐光性に優れています。
※最近は文字を書く際も水彩色鉛筆を使用しております。
また、イラストを描く際にメインで使っているのは、ファーバーカステル「アルブレヒト・デューラー」、サンフォード「カリスマカラー」、ダーウェント「インクテンス」、どれもプロの画家が愛用しているものです。
色鉛筆は、塗ったらお分かりになるように、粉(顔料)を蝋で固めたものなので耐光性は高くなっています。
色鉛筆の中には、耐光性の低い色もありますが、基本的には使用しません。
完成した作品には、顔彩絵の具、色鉛筆の粉落ち防止のため、フィキサチーフ(定着材)を使用しますので、額に入れずに飾っていただいても問題ありません。
こだわりを持って制作していますので、ぜひ一度、お手に取っていただきたいです。