アクセサリーを作り始めたのは、母の為でした。
父が亡くなり、
あとは死ぬまで生きるだけ、と、服やアクセサリー、身の回りの物をどんどん捨てていく母。
終活。
人付き合いや趣味までも。
何もかも捨ててしまった母を、私の住む北海道に連れてきましたが、
産まれてからずっと埼玉で生きてきた母には、北海道移住は大きな決断だったと思います。
毎日、テレビを見ているだけの時間が増え、どうにか気持ちを前向きにできないだろうか、
と思い、作り始めたのが母へのイヤリング。
最初はほんとに小さなものを。
イヤリングなんて、もうつけない。
つけたって、出かけるところもない。
人にも会わないのに、アクセサリーなんてつける必要ない。
そんなふうに言い続けて。
私は何を言われても気にせず、1週間に1つほどのペースで作っては渡し。
しばらくすると、
次は赤いのがいい
すこしキラキラしてるのがいい
ほんとは揺れるデザインが好き
マスクに引っかからないのがいい
そんなふうにリクエストされるように。
表情も明るくなり、
今ではパークゴルフ、卓球、カラオケ…たくさんのサークルに参加し、
おしゃれして出かけていきます。
生きていくのに、絶対必要なものではないのだけれど。
わたしは母に、おしゃれして笑ってほしい。
だから、
これからも、
母にイヤリングを作っていきます。
付けることで、手にした人の1日がウキウキするようなアクセサリーを作っていきたいです。
#ハンドメイドアクセサリー
#hijiri13_makingthings