銅版画の作業工程は、手間暇がかかります。これは、2版で多色刷り用の版を作っているところ。黒ニスを塗ったり、腐蝕したりします。右は、一時間半腐蝕させたので、すごい変色してる!左は、専門用語でアクアチントという技法(粉状の松やにを振りかける→熱で付着→腐蝕)をほどこしました。掌の中ではな子が寝ている、カラフルな仕上がりにするつもりだけど、途中の工程はこんなに地味で化学的なのです。