はな子の、もと飼育員さんからお聞きした話

はな子の、もと飼育員さんからお聞きした話

公開
自費出版も間近で、どんなふうに仕上がってくるか、とても待ち遠しい近頃です。 数年前、はな子のもと飼育員だった山川さんに取材をさせていただきました。 近々出版する本には書かなかったけど、印象に残っているエピソードがあります。 山川さんと一緒にはな子を飼育されていたS飼育員さんは、最初、はな子の担当になりたくなかったそうでした。はな子は、過去に2人の人を死亡させる事故をおこしていたからです。でも、S飼育員さんは、はな子を担当し、徐々にはな子との関係を築き、数年後には、とても自然体で接するまでになったとのこと。 ゾウの飼育には、常に危険がつきまといます。ゾウの飼育には、飼育員として高度な技術が要求されるのです。なので、ゾウの担当になることは、同じ飼育員仲間からも、一目置かれる存在なのだそうです。 山川さんから、2時間近く、直接お話をうかがえたことで、色々な気づきがあり、有意義な時間でした。 因みに、写真の人物は、山川さんと、S飼育員です。ドライポイントでつくりました。

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銅版画家

高尾ふき子
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