数あるショップの中から「Frutta Secca(フルッタ セッカ)」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
あらためまして、はじめまして。店長のはるたまと申します。
2024年8月、思い切って初めてのネットショップをオープンしました。
このレターでは、私自身のこと、そしてこのお店を始めたきっかけについて少しだけお話させてください。
私がハンドメイドの世界に足を踏み入れたのは、母の背中を見て育ったことが大きなきっかけでした。
こどもの洋服や子供用のポシェット、私が遊ぶ人形の洋服まで、母は何でも手作りしてしまう人でした。
母の手作りの品物に囲まれて育った私は、自然と手作りの温かさや楽しさに触れていました。
小学生のころには、自分でも布を繋ぎ合わせてパッチワークをしたり、毛糸でマフラーを編んだり。
上手にできなくても、「作ること」が楽しくてたまらなかったのを覚えています。
成長するにつれ、アニメや漫画にどっぷり浸かる「生粋のヲタク」としての時間も過ごし、しばらくハンドメイドからは離れていました。
でも、心のどこかで「また作りたい」という気持ちはずっとくすぶっていたのかもしれません。
ビーズや天然石に出会ったのは2012年ごろのこと。
たまたま立ち寄った100円ショップで見つけた、ピアス制作の簡単なキット。それを作ってみたのがすべての始まりでした。
そこから少しずつ工具を買い揃え、図書館で本を借りては新しい編み方やデザインに挑戦。
完成したアクセサリーたちを自分で身につけたり、友人にプレゼントしたり、知人のレストランで販売させてもらったりと、ゆるやかに制作を楽しむ日々が5年ほど続きました。
しかし、その後は一人暮らし、結婚、育児とライフスタイルが大きく変化し、次第に制作の時間が取れなくなってしまいました。
気がつけば、大切なビーズたちはクローゼットの奥で静かに眠っていました。
転機が訪れたのは2023年末。子どもの仲良しのお友達が転園するという話を聞き、何か記念になるものを贈りたいと、ふと思い立って取り出したのが、かつて使っていたデリカビーズ。
お友達が好きだというキャラクター「マ○メロちゃん」を編み、ストラップに仕立ててプレゼントしました。
すると、とても喜んでくれて…その笑顔を見たとき、「ああ、やっぱり私は作ることが好きだ」と改めて感じました。
今は、子どもがリビングでゲームをしている横で、夜な夜なビーズを編んだり、天然石の色合わせを考えたりするのが至福の時間です。
10年前とは違って、YouTubeやネットでたくさんのハンドメイド動画やショップ運営のノウハウに触れられる時代。
学びながら、毎日少しずつ前に進んでいます。
店名につけた「Frutta Secca(フルッタ セッカ)」は、イタリア語で“小さな木の実”や“ドライフルーツ”という意味。
私が幼いころから大好きだった、ドライフルーツがぎゅっと詰まったパウンドケーキ。その断面を見るたびに「どんなフルーツが入っているんだろう?」とワクワクした気持ちを、アクセサリーに込めたいと思い、店名にしました。
どれも一粒一粒、時間をかけて丁寧に仕上げています。
働くママでも、日常の中で気負わず楽しめるアクセサリー。
推しカラーや季節感を大切に、「がんばりすぎないおしゃれ」が叶うような、そんなアイテムをお届けしたいと願っています。
ちょっと気分を変えたい時、背中を押してほしい時、お守りのようにそっと寄り添う存在でありたい。
私の作ったアクセサリーたちが、あなたの日常にそっと彩りと癒しを添えられますように。
これからも「Frutta Secca(フルッタ セッカ)」をどうぞよろしくお願いいたします。