革の種類とお手入れについて。

革の種類とお手入れについて。

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□革のメンテナンス□ ➖日々のお手入れ➖ お手入れは、さまざまな考え方があるため、正解をお伝えするのが難しいですが、あまり神経質にならず『埃を払う』『水に濡らさない』くらいで私は十分だと思います。 革製品は日常生活でシミができたり傷ができたりするものだと私は思っています。 革用ブラシをお持ちでしたら、ブラッシング後に古着のTシャツなどの柔らかい布で表面を拭く程度でも、良質な革なので革本来の表情やエイジング(経年変化)をお楽しみいただけます。 傷や汚れが気になるようでしたら、防水スプレーや革用クリーナーをお使いください。塗りすぎにはご注意ください。革本来の表情や特性が損なわれる原因になります。 ➖革用クリームを使って革に栄養を➖ クリーム添加は、使用している革にもよりますが、半年から一年くらいは必要ありません。革の表面がカサついてきたと思ったら、少量づつ革用クリームやオイルを与えるようにします。オイル分の入れすぎは革のコシを損い易いので、少しずつ与えてください。 □ケアについて□ ➖おすすめケア用品➖ 馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、柔らかい布、保革クリーム ➖ケア方法➖ 普段のお手入れは、馬毛ブラシやTシャツなどの柔らかい布で埃などを払い、乾拭き程度で大丈夫です。 1年以上ご使用になられて、乾燥が気になりましたら、馬毛ブラシや布でホコリを落とした後、革小物用の無色のクリームで栄養やオイルを添加してください。 米2粒ほどの極少量を布に取り円を描くように塗布してください。 塗りすぎにはご注意ください。塗りすぎると、革本来の腰がなくなり、表面の風合いを損ねる原因となります。 クリームを均一に薄く塗布する為には、革全体に塗布した後に、豚毛ブラシで全体をブラッシングして馴染ませます。その後、布で乾拭きして余分なクリームをふき取り仕上げてください。 □革の種類別特徴□ イタリアンレザー ◆エルバマット◆ テンペスティは創業1946年のイタリア、トスカーナにあるタンナーです。 イタリアベジタブルタンニンレザー組合に加盟しており、高品質なレザーを製造しています。 エルバマットは、バット部位(腰の部分)のレザーで、全体的な部位の中でも大変良質なレザーが取れる部分になります。製造段階でたっぷりとオイルを添加しているオイルレザーのため、ご購入から1年間ほどはとくにお手入れの必要はありません。 ただ、皮膜処理をされていない素仕上げのレザーなので、強い摩擦で衣服に染料が移染することがあります。特に雨などで、水濡れ時の移染にはご注意ください。 ※イタリアンレザーの特徴はエルバマットに準ずる ◆ツイスト◆ イタリア、サンタクローチェにあるタンナー、ロ.スティバーレ製造 ベジタブルタンニン鞣し、染料仕上げの芯通し染め。 表面をバフがけしてからウォッシュ加工を行い、たっぷりとオイルを含ませることで独特の質感をしています。柔らかい革質のため製作は中々大変ですが、袋物との相性は抜群で、素晴らしいエイジングを見せてくれます。 革本来の質感を残すために、色止め加工などを行なっていないため、強い摩擦や水濡れ時の移染には注意が必要です。 国産レザー ◆ヌメ革◆ 国産のヌメ革。 当店では染色を施していないナチュラルは、国産のヌメ革を使用しています。 キーカバーやごく小さい小物は特にメンテナンスの必要はありません。 ナチュラルのヌメ革は、ノンアルコールのお手ふきなどて全体を拭き、保湿用の無色のクリームを少量ずつまんべんなく塗り、少し時間をおいて馴染ませてから、豚毛ブラシや柔らかい布で拭きあげます。 基本的なメンテナンスは、イタリアンレザーも国産のレザーもさほど変わりはありません。 ただ、ナチュラルなヌメ革は、染色や表面に加工を一切施していないため、爪での引っ掻き傷や、水濡れの際のシミなどはつきやすくなります。 特に表面がフラットな革(シボがない革)は傷やシミが目立ちやすいですが、その分エイジングが進むと表面の艶や、深い飴に変わる変化など、自分だけの『革もの』になりより愛着がもてます。 イギリス ◆KUDU WAXY◆ イギリス、チャールズ・エフ・ステッド社のクロムなめしレザーです。 KUDUは、南アフリカに生息する野生動物のため、表面には無数のギズや穴が刻まれています。同じ革で作った商品でも全く違った表情を見せてくれる、非常に個性豊かな素晴らしいレザーです。 たっぷりとワックスを含浸しているため革を折り曲げるとプルアップと言われる革の表面に濃淡が現れるのも特徴の一つです。 コインケースなどの小さいものに関しては、日頃の使用でメンテナンスの必要はありません。

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