
手染めのお花
一枚の白い布にハサミを入れるところから、私の花づくりは始まります。
花びらや葉の形に切り出した布に、ひとつひとつ心を込めて色を染め重ね、命を吹き込むように咲かせる手染めのお花。
この手染めのお花を作ろうと思ったきっかけ…
私は都心のごく普通のマンションを経て、戸建て住宅に住んでいます。取り立ててお金持ちでもないので、都心の住宅はマンションでも戸建でもお世辞にも広いとは言えず、日当たりもイマイチです。
玄関やトイレにちょっと生のお花を飾りたくても日が当たらない。そこで、造花を探し歩きました。
安価なものから百貨店の高価なものまで。でも、市販の造花の固い風合いや花びらや葉っぱの一枚一枚同じような雰囲気が嫌で諦めてしまいました。
そんな時、手染めのお花に出会いました。
白い一枚の布を花びらや葉っぱの形に切って、自分で色を染めて、茎もビニールではなく自分で染めた布をワイヤーに巻いて風合いを出し作り上げる、他に二つとない自分で作るお花にワクワクしました。
制作を続けるうちに、きっと私と同じように、既製品には無い優しい風合いの一点ものの造花を探している人がいるに違いない!と思い立ちました。
また、広くはないお家でも気軽に飾れる、豪華すぎず小さ過ぎず、ちょうど良いサイズ感のお花を作れるのも、全て手作りの強み!
ひとひらひとひら心を込めて染め上げたお花をお届けできますよう、ああでもないこうでもないと楽しく製作に励む毎日です。
〜絵を描くように自由におおらかにお花を表現したい〜
自然のお花に学び、ときには自由に大胆に想像のお花を、絵を描くように楽しんで製作し、お届けしたお花が皆さまの日々生活の中で、お気に入りの絵やポスター、オブジェを飾るようにお楽しみいただければ幸いです。
[全 3作品]
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