日本の有名なジュエリーデザイナーご存知ですか?

日本の有名なジュエリーデザイナーご存知ですか?

●マイナーなジュエリー業界● むかしからジュエリー業界はマイナーです。 日本人の有名デザイナーは、誰もご存じないでしょう。 アパレルはすぐにも何人も出てきますね。 それほどやはりマイナーですね。 そんな業界ですので、ネットで今日本のジュエリー企業はどんな状態か調べてみました。 コロナでとんでもないことになっていないか気になりました。 やはり、これまでの3分の1に縮小されているとのこと。 バブルが弾けてから転げおちるように、不景気になりました。 ●バブル後の混乱● コストを落とすために、バブルの頃でも韓国の 職人に仕事を発注して、仕事量をこなしていました。 韓国へ仕事を出すのではなく、日本に1ヶ月滞在 させ、24時間体制で仕事をこなしてもらうという やり方をしているところもありました。 また、韓国の人の評判も大変良く、早くてきれいで仕事が丁寧。 日本人並みです。 日本人より仕事ができると、日本人からの評判でした。 その上工賃がバカ安ですから。 引っ張りだこでした。 一ヶ月の間、宿泊も会社がふたんしてくれる から、韓国のボスが子分たちを何人もつれて、 日本に住み込みで一ヶ月おきにやってきていました。 しかし、バブルもはじけ仕事が減りはじめた時、 日本人の職人たちはお払い箱になり、今までの 職人仕事はどこもありませんから、職を変えざ るを得なくなると言う時代がついこの間迄あったわけです。 その頃私もそういう会社の下請け仕事をして いましたから、私自身も仕事を失いましたの で、これを機会に仕事内容を切り替えました。 ●ゼロからの出発● 私はどちらにも就職するという経験がありません。 ジュエリーも実際の経験を積むために、屋号を 決め最初から独立した形で、日本のジュエリー メーカーを、営業して廻り何件も掛け持ちして、仕事を請け負って来ました。 安い工賃仕事、高い技術提供の仕事など修業も兼ね、仕事を頂きました。 日本はまだ育ててやろうという余裕がある時代でした。 面白いもので、食べていける仕事、儲かる仕事 は、高い技術を提供する仕事より、安い工賃仕事 のほうが、かなり稼げるという経験をしました。 これは何も、ジュエリーだけのお話ではないと思います。 つまらないと思っている仕事のほうが、けっこう稼げるものです。 ジュエリー関系の仕事はとても世の中の、変動に左右されやすい業種です。 それでいて長い経験が必要です。 しっかり技術を身に着けるには、時間のかかる仕事です。 あまり割の合わない仕事のようにも思えます。 正直ご実家に余裕のある方でないと、なかなかやってはいけません。 景気不景気に翻弄されますし、景気が良い時は その景気が終わる頃やっと少し儲かり、悪く なるとまっさきにやっていけなくなるという業種です。 とは言っても私開業して38年になります。これ一筋です。 どうやって今日まで続けられたのでしょうね。 いい思いは一度もしていません。 が、独立して自分なりのやり方でやり、組織 に入っていないから続けてこれたとも言えるのでしょう。 コロナ禍の今、転職できず宙ぶらりんになって しまったかた、突き詰めて考えれば、何か対策や方法はあるかと思います。 あると思うしかないです。 ご自分の性格や運転免許も仕事に繋げられる資格です。 自分の出来るを探してみましょう。 ご自身だけができる何かが見つかるかもしれません。 今の時代組織に入りたがらないかたも、増えているとのこと。 焦らず一瞬時間をとめて、じっくりご自分と向き合ってみて下さい。 私も百貨店の出店が、出れば赤字になるので、一切出ておりません。 赤字とわかっていても、知り合いの物作りの 人たちは、あいかわらず出店し続けています。 私はたちどまってじっくり見直し中です。 あせると冷静さがなくなります。 急がば回れです。 「ゼロからの出発」です。 新しい自分をつくりましょう。 コロナのせいでとんでもない一年になってしまいました。 あらたなやり方で出直すしかないです。 ●まとめ● ●ジュエリー業界は今までの3分の1に縮小になった。 ●バブル時代は韓国の職人が24時間体制で出稼ぎに来ていました。 ●バブル崩壊後は、日本の職人は解雇され、転業せざるを得なかった。 ●ジュエリーは景気の変動に左右されやすい業種。 ●好景気が終わる頃、やっと儲かり、景気が悪くなると一番に不景気になる業種。 ●技術を身に着けるのに時間のかかる仕事。 ●どんな状況でも「ゼロからの出発」。 ●新生の自分をつくりましょう。 ジュエリー業界にご興味を持っているかたに、 ご参考になればと思い投稿します。 職探し中のかたへも、エールを送りたいと思います。 いつの時代も、転換期というものはやって来るようです。 素直に順応するのが勝ちと考えます。

ジュエリー作家エツコナカムラ舞ジュエリー

Etsuko Nakamura 舞 Jewelry
作品を見る