オーダーメイド事例のご紹介(2019/9/14)

オーダーメイド事例のご紹介(2019/9/14)

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朝晩に秋🍁を感じる季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 大変ありがたいことにオーダメイドをご依頼いただくことが増えてきました。 今回は少々苦戦したあるリピーターさまからいただいたオーダメイドの事例をご紹介いたします。 写真の左側(BEFORE)がお預かりしたピアスで、3つのパーツ(①フープ型のピアス、②水色の星型の宝石のチャーム、③透明な宝石とパールのチャーム)に分かれています。大変お気に入りのピアスとのことで大切に着用されていたそうですが、ある時、洗面所で③のパーツを片方だけ紛失してしまい着けられなくなってしまったそうです。 今回、新たに③部分のピアスチャームをオーダーメイドにてご依頼いただきました。 実物を拝見したところ、一番小さなパーツが2−3㎜、大きくても4-5㎜程度で、正直うっかり紛失してしまうのも仕方ないかもしれないなぁと感じたのと、もしかしたら私にはちょっと難易度が高いかもしれないと密かに怯んだのを思い出します。 ユーザさまより「同時期に購入した似た雰囲気のネックレスに合わせて主に春夏に利用したい」とのご要望をご連絡いただきました。ネックレスを拝見したところピアスと同じような小さな水色の宝石と花びらの貴金属が組み合わせてある素敵なネックレスでした。デザイン自体は元のピアスチャームのデザインにできるだけ近づけることをユーザさまと相談し、まずはパーツ選びから始めました。 パールは3㎜のホワイトのつや消しチェコパールが似たようなイメージでしたので利用することにしました。問題は透明なチャームです。小さい方は3㎜程度、大きい方でも5㎜程度の本当に小さな宝石です。パーツ専門店のオンラインストアで調べてみたところクリスタルのスワロフスキーを使ったシャネルストーンというパーツがシンプルで良さそうでしたので、ユーザさまにご確認の上、4㎜と8㎜のサイズ違いを使って試作することにしました。 パーツ専門店で実物をみると4㎜はイメージ通りでしたが8㎜は大きい!!!思わず「でかっ」と声が出てしまったくらいです。シャネルストーンではこの二つが一番小さいサイズであるため、4㎜のみを購入し試作することにいたしました。ピアススタンドの左側に元々のチャーム(BEFORE)をセットし参考にしながら、なるべく似たようなイメージになるよう3㎜のチェコパールと4㎜のスワロフスキー二つを上下に並ぶよう組み合わせることにしました。4㎜同士の組み合わせは思った以上に収まりが悪く丸カンの個数を繰り返し調整し、やっと写真の試作品(AFTER)が出来上がりました。少し長めですが元のチャームと似た感じにはできたかなと思います。 今回、このオーダーメイドを受けてみて、やはり小さいパーツは格段に扱いが難しいということと、お預かりしたような貴金属を使っている高価なジュエリーは作りが繊細で、かつ丈夫だということが良くわかり大変勉強になりました。私もいつかはお預かりしたような貴金属を使ったジュエリーを製作してみたいなぁ・・・と心の中で夢が大きくブワッと広がるのを感じ、このような良い経験を積ませてくださったユーザさまに心より感謝いたします。 最後にご依頼いただいたユーザさまからの声を掲載させていただきます。 ---------------------------------------------------------------------- 無事届きました。 失くした物より可愛かったです!大満足です! いろいろと要望を聞いていただき、ありがとうございました! ---------------------------------------------------------------------- 次回のレター更新は10月を予定しています。 秋は新米🍚が本当に美味しい季節です!食べ過ぎに注意したいと思います!

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