皆で作る会社/新作ピアス「オープン・ローズ」

皆で作る会社/新作ピアス「オープン・ローズ」

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デザインを考えて、作製担当が完成させる。この形で作品作りを行っている私たち、早いものでも8年目になりました。 メンバーの入れ替わりはあるものの、現在15人くらい。 仲間が仲間を呼んで集まり、現在の人数になりました。 メンバーのほとんどが専業主婦です。家事の合間を縫って、好きな時間に作成してもらっています。 朝、子供たちを学校へ送り出してから、作製時間を作る人、 旦那さんの夜勤かえりを待ちながら、夜中に活動する人など。個人の自由。 ほとんどが個人の活動ですが、 今回は大口注文のため、分業で作業をするというので、私は雑用担当で参加してきました。 作成中の動画です↓ 手の動きが早くて、感動しますよ。 Yotube: https://youtube.com/shorts/UjVDhzVk9Ng?feature=share 「マリー・パール」のラリエットは、2連作り。 通常1人で1本を仕上げますが、今回は、花付きの1本と、パール付きの1本、それぞれ得意な方を集中して作り、最後に繋げるとのこと。 これ、姉妹の作製担当が自分たちで考えだした方法。この方が効率的に、短時間で完成できるからと。 こういう意見はありがたいです! 皆がこうして、よりやり易い形で、最高の仕上がりになることがベストですから。 何よりも、もくもくと作成だけをするのでなく、得手不得手や効率も考えてくれるのがうれしかった、 皆が会社BERRYを作っているのだということがうれしいですね。 小さな会社だけど、これからも皆で作る会社でありたいです。 【完成までに数年を要した新作】 私が担当するお仕事の1つがデザイン。 基本は、「自分が使いたいと思うもの」を形にするところから始まります。 タティングレース/メキッキオヤは曲線が美しい、大好きです。 デザインには、美しい曲線が引き立つものを考えますが、 メキッキオヤの基本では左右対称。 トルコの人々が好むデザインも左右対称が多いこともありますが、 それを崩してみようと思いついたのが「オープン・ローズ」 思いついたは良いけれど、これが難しかった~ 通常、編み目の数でサイズや、左右・上下のバランスを取りますが、それができない・・・作り手の感覚で曲線を作らなくてはならない。 2人のメキッキオヤ担当はチャレンジしましたが、 無理だー!形が取れない!と途中で挫折。 昨年夏より新しいメキッキオヤの作り手が仲間になり、再度チャレンジ。 かなりの技の持ち主でも、何度も、何度も、試作を繰り返しました。 バランスに続き難しかったのは、曲線間のスペース。 このスペースが適度に開いてこそ薔薇に見える。 つまり過ぎて、ただの渦巻きになったり、 苦労かけました~。 でも、大満足の完成度です。 ここまでに、数年が経過しましたけどね・・・ 【ダブルの薔薇が揺れるデザイン】 薔薇のモチーフ単体でも、キレイな作りですが、 もう一歩オリジナルなピアスにしたくて、ダブルの薔薇を飾りました。 対象的な2色は「薔薇の光と影」 付けたときに、正面から見るのと、後方から見るのと印象が変わります。 動いたときも、後方にある薔薇が表情を加えてくれます。 ブラックには対照的なホワイトを合わせ、 鮮やかなレッドには、濃いめのグレー、 青みの強いパープルには、サンドベージュと、 大人カラーの2色作り。 季節ごとのカラーバリエションも増やしたいです。 そして、同じ薔薇のモチーフで、ロングネックレスも作りたいと思っています。 小さな会社、でも皆で作り上げた私たちの作品、 AYTURKで、皆さんのお気に入りがみつかりますように。 Note: https://note.com/ayturk/n/n85374b245742

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トルコの伝統技を使い、今時のコーデに合わせやすい作品を目指しています。

AYTURK/アイトゥルク
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