手織り作家
数年前、うまくゆかない毎日が続きました。
そんな時、ある会社の事務所に、縁起物の「熊手」が置いてあって、その熊手に妙に励まされました。
縁起物の熊手なんて、古臭いと思っていたのに、気になっていろいろ調べてみると、関西と関東で熊手の向きが違っていたり、
付けるかざりも、獅子舞の獅子だったり、鶴だったり、米俵だったり、なんでもあり。
私は、中央に「おかめ」がついているのが好きで、それをデザインして、ロゴにしました。
この熊手をモチーフにして、テーブルクロスをつくり、高齢者施設にもっていって、使ってもらったのですが、
認知症の方がとても気に入ってくださって、テーブルクロスを抱えたまま離そうとしませんでした。
自分の作ったものがこんなにも気に入ってもらえるのかと嬉しかったです。
この熊手を原点に、誰かに使ってもらい、喜んでもらえるものを作りたいと思っています。
子供の頃一日中くさり編みをして紐だらけにしたことがありました。
初めて糸を織って布にしたときのことを覚えています。
「糸から面になった。」と感動しました。
手織りが好きで、ずっと続けてきました。毛、綿、麻、絹、紙、金属など、織れるものならなんでも織りました。
今は、身近な人が使ってくれると嬉しくて織っています。
ミンネは、まだ始めたばかりでよくわからないのですが、
気に入ってくだっさって、使っていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
[全 13作品]
[全 2件]
ありがとうございます。喜んでいただけて嬉しいです。
軽くて使いやすそうです。色もモノトーンでオシャレです。 また、違う色などありましたら購入したいです。 とてもきれいに仕上がってます。ありがとうございます。
アンゴラシルクの手織りマフラー
なかなか既製品では出会えない織りの色合い、デザインでとても素敵でした。冬でも電車や室内だと暑い、ということがあるのですが、こちらは分厚すぎず丁度良いです。 身につけていて、視界に入るとちょっとテンションが上がります。冬いちばんのお気に入りになりました、ありがとうございます!