【イチローさんの言葉から学ぶ】「すべき」「したい」「する」意識の3階層を知ると、後悔のない人生になる

【イチローさんの言葉から学ぶ】「すべき」「したい」「する」意識の3階層を知ると、後悔のない人生になる

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「できると思うから挑戦するのではなく、 やりたいと思うから挑戦する」 これは、イチローさんが発した、心に響く言葉です。 この言葉の裏には、私たちが普段意識している「思考」とは異な る、深い意識の階層が隠されています。 一見似ているようにも聞こえるこの言葉の違いを、 「意識の構造の図」を参照しながら解説します。 意識の階層 私たちの意識は、 「すべき(顕在意識)」から「したい(潜在意識)」へ、 そして究極の「する(集合無意識)」へと深まっていきます。 この構造を理解すると、イチローさんがなぜ 「どんな結果でも後悔しない」と言い切れたのかが分かります。 彼が「顕在意識」や「潜在意識」の違いを踏まえて言ったかは定かではありませんが、 この言葉は意識の階層を見事に言い表しています。 ■ 「すべき」という義務感:顕在意識や思考からくるもの。 前回の記事で解説した通り、私たちを縛るものです。 ■ 「したい!」という直感:潜在意識や感情直感からくるもの。 これこそが「心の声」です。 イチローさんは、この「したい!(直感)」という心の声のもっと深い声、「魂の声」に従い、「する」という行動に至ったのです。 では、この「する」の原動力は何でしょう? それは、「愛」と「信頼」です。 イチローさんはいつしか、自分のためだけでなく、 野球を愛する人や、喜んでくれる人のためにプレーするようになったそうです。 この境地こそが、集合無意識や精神・魂の領域、 すなわち「愛」のエネルギーです。 そうした境地に達した時に得られるのが、 「充実」 です。 引退会見の時の表情は、「充実」そのものでした。 イチロー選手は続けて、 「そうすれば、どんな結果でも後悔しない」 と言っています。 「する(愛・信頼)」のエネルギーは、 結果に執着する「すべき(義務感)」の対極にあります。 「愛」に基づいて行動した結果は、 たとえ予想と違っても、必ず魂の成長に繋がることを知っているからです。 あなたも、義務感や恐れからではなく、 内側から溢れる「愛と信頼」に基づいて行動することで、 「どんな結果でも後悔しない」 という充実した境地へとシフトしていきませんか?

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