【水引(みずひき)とは?】
お祝儀や結納飾りなどに多く使われる
和紙をよった細い紙縒り(こより)に水糊(みずのり)を引いて、
ほし固めた飾り紐のことです。
歴史は古く、小野妹子が中国から持ち帰った品に
航海の安全を祈念して紅白の麻紐が掛けられたのが始めとされ、
以後宮中では贈り物に紅白の麻紐を用いるようになり、
次第に紙で作った紙縒りを使うようになったそうです。
【結びの意味とは?】
水引を素材として使った「結び」は、
金封や結納の飾りなどに使われ、そのすべてに意味があります。
例えば
”蝶結び”は何度あっても嬉しいお祝い事に使われ
”結び切り”は二度繰り返すことなく、一度だけのお祝い事に使われます。
また、本数も七五三縄(しめなわ)からきている7、5、3という
良い事を表す数字(陽数)で結ぶことにより、
さらにお祝いの気持ちや感謝の気持ちを表すことができます。
この水引で作られた作品たちは、
すべて結びと本数、色で ”想い” を一緒に包んでいます。