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ご覧いただきまして、ありがとうございます。青い麦ではちりめんを始めとした古布を用いた小物を製作しています。

今から数年前、ひな飾りの一つである「吊るし飾り」の製作を手伝ったことをきっかけに、ちりめんを始めとする古布を用いた小物に出会いました。これらの小物は古くなった着物やその端切れを再利用し、新たに作り出されるもので、物を大切にする昔の人々の知恵と工夫に驚いています。蚕が一生懸命紡ぎだした大切な絹と着物にもう一度命を吹き込む伝統工芸に青い麦のエッセンスを加えて、ちりめんや古布のすばらしさを皆様にお届けしたいと思っています。

もう一つ、ちりめん小物を海外の方にも知っていただきたいと考えています。勉強や仕事の関係で色々な国に住みましたが、こちらが思っているほど、日本は知られていません。そのため、「ちりめん小物」「着物生地」という切り口から海外の方に日本文化をもっと知っていただきたいです。

最後に、青い麦ではできる限り社会に貢献していきたいと思っています。具体的には、売り上げの一部を障がい者福祉団体、動物愛護団体、自然愛護団体に寄付することから始めようと思っています。寄付の対象商品については別途明記いたします。
※2020年10月1日～2021年3月20日までの針山の半分を東京都町田市の福祉作業所「クラフト工房La Mano」さんに寄付いたしました。針山の売り上げ3,200円の半分の1,600円に手持ちの資金を加えた合計5,000円を3月26日（金）に振り込みましたので、ご報告いたします。

映画衣装・舞台衣装製作者を母に持ち、幼少の頃から布とデザインに囲まれて育ちました。子どもの頃からモノづくりの現場に触れ、一つ一つ作品を丁寧に作る大切さを学んできました。学んできたことをちりめん小物の製作にも活かしたいと思っています。