なし。
森林は、光・風・気温・生物等が互いに作用し合って独特な様相を呈します。特に強烈なのが生存競争です。稚樹の頃に1万本位あったものが、40~50年後の成林時には千本弱に減ります(Ha当リ)。
その長い過程で、相像を越えた現象、不思議な亊象が生まれます。
そのーッに、天然(自然)が作り出したデザイン木があリます。
生存競争に敗れたものは、今、倒木となって、森の中で眠リ続けている状態です。
その中に、稀に、惚れ惚れするデザインのものがありますが、このままでは、全てが朽ち果てていくだけです。
これを素材として生かすこと、皆さまに作品として提供することが、私の天職かな、と思い始めております。
是非、皆さんの部屋に飾っていただきたい。そして、それを見て、触って、誰もが持っている自分の自然イメージをふくらませ、楽しんでいただきたい。
そんな<念い>を強くもって、作品づくりに挑戦していきたいと思っています。
伊藤寅夫
昭和12年生れ
サラリーマン時代に製紙会社の原料(原木)集荷部門を40年近く担当し、山歩きを仕事とした経験があります。
それが縁で、今でも里山(雑木林=天然林)散策 を趣味として続けております。
手作り作家としての経験はありません。
作家スタートは、家族から頼まれて人形類の飾り台を作ってやったところ、非常に喜んでもらえたことがキッカケです。
準備不足の状態で のスタートとなりました。
何でも挑戦! よろしくお願いします。
[全 22作品]
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