黒雀

ゴス、パンク、ロックそしてレトロなテイストが好きで、使っている方、そして見た人の気持ちがワクワクと楽しくなるようなバッグを作りたいと思っています。
もともとは自分の好きなものを作っていました。その後、バッグスクールに通い、デザインや縫製をさらに学びました。
個性的な布が大好き!よく布探しに出かけています♪

【ものづくりは好きですが、いわゆる「お裁縫」は苦手です( ;∀;)】
“お裁縫”は得意ではありません。家庭科の成績も普通です。ただ、オリジナルを考えるのは好きでした。
中学校ぐらいから、皆と同じものは好きではないので、ちょっと変わった服やデザインのバッグを選んでいました。
ただ、そういうものはあまり売ってなかった、価格が高いということもあり、
ちょっとレースを縫い付けたり、ワッペンを付けたり、カットしたりといった
カスタマイズをしていました。
というか、今もそんな感じです。
ちょっとレースを付けただけなのに「それ、どこで買ったの？」「素敵!」などとほめられると、
とっても嬉しいです!
特にプチプライスのものをアレンジして、それが「いいね」と言われると、大喜びです。
というわけでは、針を持つということは「仕方なく」やっていることでした。

現在もミシンがメインです。
ただ、バッグの裏地を閉じるとき、目立つ部分は手縫いでのほうがきれいなので、
このときは手縫いでまつっています。

【バッグづくりのきっかけ？】
昔、仕事がちょっと暇で、何か習ってみようかなと思った際に、バッグ学校に行ったことがきっかけです。
平らなものが立体になる瞬間がとても好きです。
そして、「どんでん返し」といって、多くのバッグは仕上げ課程でひっくり返して表にするのですが、
そのときに、表が現れる瞬間も好きです。
ただし、このときに紐がねじれていたりという間違いに気付いて、「もっと早く点検すればよかった～」と後悔することもあります。

【バッグを作っている理由】
服も作ったりするのですが、服だとどうしても限られた人だけに届くものになってしまいます。
電車に乗っていて「あっ、素敵なバッグだ」と持っている人を見ると、渋いおじさんだったり、
「可愛いバッグだ」と思ったら、結構キャリアっぽい女性だったり、
いろいろな人がいろいろなバッグを持っているな、と思いました。
できるだけいろいろな人に、いろいろと楽しんでいただけたら、と私はバッグを作っています。

【しっかり丈夫なバッグを作っていきたい】
たくさん使っていただけるよう、ショルダーの部分などはしっかり作るなど心がけています。
例えば、一見、同じ見かけのトートバッグ一つをとっても、周囲のステッチをかけていなかったり、省略したり、
持ち手部分が弱そうだったりというものもあります。
市販されていて、「これは、結構すぐ駄目になりそうかも…」と思ったりします。
私の通っているバッグスクールでは、丈夫に縫うことを丁寧に教えていただいたので、
手間がかかっても、そのように作っています。
「柄が素敵!」と購入している方も多くて嬉しいですが、ずっと使っていただきたくて、しっかり丈夫に作っています。

裏側にマグネットを付ける際、普通は裏地は薄手のものを使うため、そのまま付けると早く傷んでしまう可能性があります(裏地が厚い場合は、そのまま付けることもありますが)。
そこで、裏側も「口中」と言い、マグネット部分は表地、またはそのような厚みのある生地を使うようにしています。
また、マグネットを貼る際には強度を強めるため、裏に接着芯を貼っています。
手間がかかることですが、長く使っていただけたらと、このように作っています。

【オーダーはお受けしておりません】
オーダーにつきましては、サイズ感やイメージをやりとりでお互いに伝達するのが難しいこと、
私は今までないのですがオーダー完成品をご購入いただけないこともあるようで、
現在はお受けしておりません。
しかし、リクエストいただいたり、人気の柄などは再販することもあります♪
その場合も裏地などは違うので、それぞれオンリーワンのものです。

お客さまからは「とっても丈夫!」と感想をいただいたり、「何年も使っています」と使い込んだバッグを見せていただくことがあり、励みになっています。

基本的に一つのデザインで同じ布、同じ組み合わせでは作りません。全て一つしかない作品です。
同じデザインのバックでも、布の価格によって値段変動があります。

フリマサイトとは違い、価格だけ!という方とはやりとりしたくないため、
お値下げは基本的に行っていません。
ただし、訳あり、ずっと動きのないものはタイミングでお値下げする場合があります。

同じ作品に、何度もお気に入りを押してくださる方がいるのですが、
「お値下げしてください」サインなのかな?と思って、ちょっと複雑な気分になります。
それで掲載を下げてしまった作品もあります。ちょっと、へそ曲がりですみません…。
でも、価格だけでない部分を分かっていただける方にご購入していただけたらと思っています。

例えばトートバッグを買いたいなら、「ものを入れる」という目的だけなら激安ショップで安いものが買えますし、
値段だけで比べるとハンドメイドでも安い方、高い方、いろいろとあります。
自分がものを購入するときに、買いやすい価格をと思いますが、
作る側からすると手間、そして続けられる価格でお作りしたいと思っています。
そういう考えに共感していただけると嬉しいなとも思っています。

「売れてしまったけれど、どうしても、あの布のあれが欲しい」というリクエストにはお答えできることもあります(お答えできないこともあります)ので、「展示品」となっているものについても気になるものがありましたら、お気軽にお問合せください!表生地は同じですが、裏地は違うなどという対応でお作りできることも結構あります。

ご購入いただいた後、レビューを書いていただけたら、一層嬉しいです!

作品の一部はニヒル牛(西荻窪)に置いていただいています。

バッグ作り。

自分のバッグを作ることから始まって、バッグ作りの楽しさを感じるようになり、いろいろなバッグを作るようになりました☆