雫ペンダント螺鈿細工風 甕覗（らでんざいくふう かめのぞき）

　大ぶりな雫デザインのペンダントです。シェルフレークを使って、螺鈿細工(らでんざいく）風に仕上げました。 　螺鈿細工とは、真珠のような光沢を持つ貝殻を漆塗り等にはめ込んで研く加飾技法のことです。 　レジンを流し埋め込んだシェルフレークが光を受けて、紫、緑、薄桃色など様々な色に輝きます。 　微妙な角度で輝きが変わり、本体は薄い色ながらも華やかな印象です。 　使用している【日本の色】(伝統色）は 　・甕　覗（かめのぞき）　　という色です。 　藍色の系統で最も薄い色の一つです。　とても変わった色名ですが、云われには諸説あり、 　1.　藍染めの染料を入れた甕(かめ）を覗いて、ほんの少しだけ入れて染めただけの薄い色 　2.　水を張った甕を覗いたら、空が写っていてその色　　　というものです。なかなか風流ですね。 　サイズ：　約 51mm×37mm×4mm　（鎖の長さ 約55cm　バチカン部分 約10ｍｍ）　 　大ぶりですが、軽めで身体への負担もありません。二つと同じものが存在しない一点物です。