-常若の林檎 イズン- ブローチ

‪☆作品一覧の「ご購入の前に」を必ずご確認くださいませ‪☆ ++++++++++++++++++++++++++++++ 北欧神話の女神イズンをモチーフとしたブローチです。 彼女の持つ黄金の常若の林檎をゴールドワーク刺繍で表現しました。 北欧神話の神々は不老不死ではなく、黄金の林檎を食べることで若さを保ち死を遠ざけてていました。 この林檎はイズンが木箱に入れて守っており、食べても尽きることは無いといわれます。 青春や若さを司るとされるイズンは、豊穣の女神フレイヤやゲフィオンと多くの共通点を持つことが指摘されています。 こちらは受注制作品です。発送まで最大2週間ほどお時間をいただきます。 【マテリアル】 ブローチ:メタリック刺繍糸(DMC、ルシアン)、フランス製スパンコール、金属モール、シルクシャンブレー、オーガンジー、フェルト、合皮、鉄・合金(ブローチ金具) ※水濡れ、高温、強い衝撃などを避けてください。 ※金属モールは非常に柔らかく、変形してしまうと元の形には戻せません。強く押したり、引っ掛けたりしないようご注意ください。 【デザインについて】 「黄金の林檎」「常若の林檎」の呼び名から、若木を思わせる緑色の生地とゴールドワーク刺繍で制作しています。 右半分には10世紀イギリスで書かれた「九つの薬草の呪文」に登場する「ウォーデン(オーディン)の九つの栄光の枝」の形を金糸で表しました。ウォーデン神はルーン文字を刻んだ枝をこの形に並べて毒蛇を追い払い、ウェルグルという林檎の一種で毒を癒したという記述があります。イズンと直接の関係はありませんが、死から身を守るものとして林檎が登場することからデザインに取り入れました。 左上のスペースは2種類に金属モール、スパンコールといったゴールドワークの定番素材を使用。放射状にスジの入ったスパンコールはフランス語でソレイユ(太陽)と呼ばれます。太陽のように輝く黄金の林檎にピッタリの素材です。左下にはイズンの名前「Iðunn(idunn)」をルーン文字ᛁᛞᚢᚾᚾで刺繍しています。 ベースにはシルク100％のシャンブレーを使用。縦糸と横糸で色が違うので、光の当たり方によって緑〜青色に変化して見えます。シルク特有のツヤ感、オーロラのような輝きをお楽しみください。