【書道家 石井誠 by TOMOKO】生は生たりえるか　を纏うⅠ

【作品説明エッセイも是非お読みください】 ウェブマガジン「アパートメント」で、作家のみなさんによる作品販売イベント「アパートメントのマルシェ」を開催中！ こちらは井川朋子さん（https://apartment-home.net/author/runna0222/）出品のTシャツ。力強いその作品をぜひまとってみてください。 --------※作品は受注制作のため、発送までに20日ほどお時間をいただきます。何卒ご了承ください。 生は生たりえるか、なんて自分に問うのはちょっと怖い気がする。アパートメントにもかかせていただいた、私の大好きな大切なパートナーの誠は、書道家という仕事をしていた。「生は生たりえるか」(1.5ｍ×8ｍ、2010年)。普通に暮らす毎日の中で、こんな小難しい事を言ってたわけではない。でも、命が迫ることを特別に強く感じる体だったからこそ、ガレージをペンキまみれにして、こんな大きな作品を書いて自分に問いかけたかったのだと思う。生きるという文字はもともと人が空に手をのばした姿から来ています。5月の青空の下で書かれたこの書。なんとなく過ぎる日も、どうしても生きていたい大切な日も、私のこころのどこかにいつも、この、普段はおチャラけた誠が心の底から書いたこの問いかけが、ほわっと浮かび続けている。 石井誠webサイト　https://www.makoto19820222.com/gallery/