●梛の葉
梛の葉を大切に持ち歩けるようにしました。
押し葉にした「梛(ナギ)の葉」を、室町時代に成立した日本の伝統作法「折形(おりがた)」で包みました。
それをOPP袋の中に入れています。OPP袋に入ったままの状態で使うと長持ちします。普段持ち歩かれるお財布や名刺入れなどの中にどうぞ。
梛(ナギ)の木は熊野のご神木です。
その葉は、熊野神の1つ、金剛童子の変化身だと考えられ、袖や笠などに付けることで魔除けとなり、熊野詣での帰りの道中を守護してくれるものと信じられました。
熊野を詣でた参詣者は、熊野三山よりそれぞれ熊野牛王法印というお札と梛の葉をいただいてから、帰途の旅に出立しました。また熊野信仰を庶民に広めた熊野比丘尼という女性宗教者は、熊野牛王法印や梛の葉を配って人々に熊野信仰を広めました。1枚の木の葉にも熊野の神様は宿ると信じられたのです。
●神道と仏教のたぐいまれな融合
紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたときにとりわけ高く評価されたのが「神道と仏教のたぐいまれな融合」でした。熊野信仰は神様と仏様を一体にしてお祀りする神仏習合により栄えた霊場です。熊野の神様は中国から飛来したともインドから飛来したともされ、熊野信仰はまさに「東アジアにおける宗教文化の交流と発展を示す」ものでした。
熊野本宮の神様は阿弥陀如来であり、その地は極楽浄土に見立てられ、そこにお参りすれば極楽往生が確かなものになると信じられました。鎌倉新仏教の時衆(時宗)は、開祖の一遍上人が熊野本宮の神様から教えを授かったことから始まった仏教の一派であり、時衆は南無阿弥陀仏のお札を配って全国各地をめぐり、熊野の聖なるイメージを日本人の心に浸透させていきました。
明治時代の神仏分離により神仏習合は徹底的に破壊されてしまいましたが、熊野には異なる宗教を共生させてきた誇るべき歴史があるのです。
●原材料
梛(ナギ)の葉、紙、OPP袋
●梛の葉
梛の葉を大切に持ち歩けるようにしました。
押し葉にした「梛(ナギ)の葉」を、室町時代に成立した日本の伝統作法「折形(おりがた)」で包みました。
それをOPP袋の中に入れています。OPP袋に入ったままの状態で使うと長持ちします。普段持ち歩かれるお財布や名刺入れなどの中にどうぞ。
梛(ナギ)の木は熊野のご神木です。
その葉は、熊野神の1つ、金剛童子の変化身だと考えられ、袖や笠などに付けることで魔除けとなり、熊野詣での帰りの道中を守護してくれるものと信じられました。
熊野を詣でた参詣者は、熊野三山よりそれぞれ熊野牛王法印というお札と梛の葉をいただいてから、帰途の旅に出立しました。また熊野信仰を庶民に広めた熊野比丘尼という女性宗教者は、熊野牛王法印や梛の葉を配って人々に熊野信仰を広めました。1枚の木の葉にも熊野の神様は宿ると信じられたのです。
●神道と仏教のたぐいまれな融合
紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたときにとりわけ高く評価されたのが「神道と仏教のたぐいまれな融合」でした。熊野信仰は神様と仏様を一体にしてお祀りする神仏習合により栄えた霊場です。熊野の神様は中国から飛来したともインドから飛来したともされ、熊野信仰はまさに「東アジアにおける宗教文化の交流と発展を示す」ものでした。
熊野本宮の神様は阿弥陀如来であり、その地は極楽浄土に見立てられ、そこにお参りすれば極楽往生が確かなものになると信じられました。鎌倉新仏教の時衆(時宗)は、開祖の一遍上人が熊野本宮の神様から教えを授かったことから始まった仏教の一派であり、時衆は南無阿弥陀仏のお札を配って全国各地をめぐり、熊野の聖なるイメージを日本人の心に浸透させていきました。
明治時代の神仏分離により神仏習合は徹底的に破壊されてしまいましたが、熊野には異なる宗教を共生させてきた誇るべき歴史があるのです。
●原材料
梛(ナギ)の葉、紙、OPP袋
サイズ
梛の押し葉を紙に包んだ大きさはおよそ4cm×6cm
発送までの目安
5日
配送方法・送料
クリックポスト
200円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
梛(ナギ)の葉は1枚1枚それぞれ形や大きさが異なり、また紙に包んだ大きさも1つ1つ異なります。
簡易梱包にて発送させていただいております。
到着後ゴミとなるエアクッションなどは基本的には使用いたしません。
熊野を知っていただくきっかけとなればとの思いから観光パンフレットなどを梱包材代わりにしております。
最低限のゴミで済むようにしておりますので、ご理解いただけますようお願いいたします。