あなたは今、
「頑張っているのに、報われない……」
という苦しさを感じていませんか?
先日も、あるクリエイターの方から「
作品が全く売れない。仕事がうまくいかず、自分の価値がない気がする」
という、胸が締め付けられるようなご相談をいただきました。
「作品を認められたい!
買ってもらいたい!
苦労して制作したのだから、売れて欲しい!」
このような感情は、クリエイターでなくても、
頑張る人なら誰もが持つ当然の願いです。
でも、努力しても、努力しても、結果がついてこない時は、
一度立ち止まって、
そうした「欲しい!」という感情をすべて手放してみる
ことをオススメします。
私たちは、全てをコントロールすることはできません。
うまくいくことを信じて、
宇宙に任せて、自分を緩める。これこそが、流れを変える第一歩です。
しかし、この「宇宙に委ねる」という点に、
そのクリエイターさんは強い拒否反応を示されました。
以前、ある方法に従って神に祈ることを勧められ、
1年間その通りに祈ったにも関わらず、
状況はかえって悪化した経験があったからです。
ここに、大きな勘違いがあります。
「祈る」ことと、「委ねる」ことは、
全く異なるエネルギーなのです。
■ 祈る:「こうなって欲しい」という強い願望と、
それに伴う「期待」や「執着」のエネルギーを含みます。
結果をコントロールしようとする意識が働きます。
■ 委ねる:「最善の結果が起こるだろう」と信頼し、
結果に対する期待や執着を手放し、
「お任せ」すること。
自分を緩め、受け入れるスペースを作る意識です。
何かが欲しくて欲しくてたまらないとき、
あなたが放つエネルギーは、
「欠乏(足りない)」と「執着(固執)」
です。
このエネルギーは、望む現実を引き寄せません。
そんなときこそ、その気持ちをいったん手放してみてください。
手放して出来た「スペース」に、
望んでいた状況が、するっと入ってくるのが
宇宙の法則です。
これは、決して「諦め」ではありません。
「自分はここまでやった。
あとは、最善の結果を信頼し、
宇宙の計らいにお任せします」
という、自分と宇宙への最高の信頼表明なのです。
頑張り屋のあなたこそ、時には立ち止まり、
この「委ねる」力を発動させてみてくださいね。